目やにの色で病気はわかる?

「朝、目やにでまぶたがくっついて開けにくい」
「なんだか色がついている」

そんなとき、「この目やに、大丈夫かな?」と
気になることがあります。
目やには、病気によって色や量、粘り気などに
違いがみられることがあります。

今回は、目やににはどんな違いがあるのか、
そして眼科では何を見ながら判断しているのか
紹介します。

目やにってそもそも何?

目やには、涙や粘液ねんえき、古くなった細胞、
ほこりなどが混ざったものです。
少量であれば、健康な目でもみられます。
特に朝起きたときに、目頭に少しついている程度なら
珍しいことではありません。

一方で、
結膜に炎症が起こると、涙や粘液の量が増えたり、
炎症によって集まった細胞などが混ざったりして、
目やにが増えることがあります。

そのため、
目やには目の状態を知る手がかりのひとつ
でもあります。

色や性状である程度のヒントはある

目やには、病気によって色や粘り気、量に違いが
みられることがあります。

たとえば、

  • 透明で水っぽい目やに:
    ウイルス性結膜炎けつまくえんやアレルギー性結膜炎などで
    みられることがあります。
  • 白っぽく、粘り気のある目やに:
    アレルギー性結膜炎などで
    みられることがあります。
  • 白っぽく、粘り気があり、量の多い目やに:
    ウイルス性結膜炎などでもみられることがあります。
  • 黄色〜黄緑色で、粘り気があり、量の多い目やに:
    細菌性結膜炎でみられることがあります。

このように、目やにの色や粘り気、量は、
原因を考えるヒントになります。

目やにだけでは決められない

でも、
目やにの見た目だけで病気を決めることはできません。

たとえば、黄色っぽい目やにが出ていても、
必ず細菌性結膜炎とは限りません。

眼科では、目やにだけでなく、

  • 充血の強さや出方
  • かゆみがあるか
  • 痛みやまぶしさがあるか
  • まぶたの腫はれ
  • 片目から始まったのか、両目なのか
  • どのくらいの期間続いているか

なども合わせて確認します。

つまり、
目やにの色は「答え」ではなく、診断のヒントのひとつ
ということです。

こんな目やには眼科で確認を

目やにはよくある症状ですが、
いつもと違う出方をしているときは注意が必要です。

たとえば、

  • 急に目やにの量が増えた
  • 朝、まぶたがくっついて開けにくいほど出る
  • 強い充血やまぶたの腫れがある
  • 目の痛みや強いまぶしさがある
  • 見えにくさを感じる
  • コンタクトレンズを使っていて、
    充血や目やにが出ている

といった場合は、眼科で確認してもらいましょう。

特に、強い痛み・まぶしさ・見えにくさがある場合は、
結膜炎だけでなく角膜かくまくに炎症や感染が
起きていることもあります。

目やにの色や見た目だけで自己判断せず、
量やほかの症状も合わせて見ることが大切です。

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